CSS1 テストスイート: システムを設定する


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まずは最初に、あなたのブラウザがきちんとスタイルシートに注意を払うよう設定されていることを確認する必要があるでしょう。 これは、「スタイルシートを使用可能にする」などという設定ダイアログにあるエントリを見つけて、適切なボックスにチェックが入っていることを確認することによってなされるのが典型です。 他の機能も利用可能にする必要があるかもしれません。 もし詳しい情報が必要ならば、Enabling Your Style Sheets の記事をお読みください。

また、あなたは、LINK 要素でリンクされたスタイルシートを読み込めるブラウザを使っている必要があります。 このスイートにあるテストページは、どれも base.css というスタイルシートを使います。 これはページに一貫性のある外観を提供しますから、何かがベーススタイルシートを上書きしたときには、それがわかることになります。 もし現在お読みのページに、白い背景上に薄いグレーの方眼があるならば、ベーススタイルシートが LINK 要素経由でインポートされています。 もしそうでないならば、ユーザスタイルシートを設定していないかを重ねて確認してください。 (次のセクションを見てください。)

ユーザ定義スタイルシートを利用不能にする

さらに、ユーザ定義のスタイルシートを使っていないことを確認する必要があるでしょう。 もしあなたが独自のスタイルシートを設定していて、ブラウザがそれを使うように設定されているならば、スタート前にこの機能を利用不能にする必要があるでしょう。

Windows 用 Internet Explorer 4.x の下では、以下のステップを踏むべきです。

  1. 「ツール」メニューの下にある「インターネットオプション」を選択する。
  2. 「インターネットオプション」ダイアログの下端の近くにある「ユーザー補助」ボタンを選択する。
  3. 「ユーザースタイルシート」の下にあるチェックボックスにチェックが入っていないことを確認する。 その下にファイルがリストされていない方がおそらく安全ですが、リストされていてもかまいません。

これを書いた時点では、ユーザ定義のスタイルシートは、人気のある他のどのブラウザでもサポートされていません。

単位とモニタを設定する

CSS1 テストスイートのテストページの中には、「実世界」の長さ、すなわちインチやセンチメートルといったような単位を用いるものがあります。 しかしながら、あなたのコンピュータは、「センチメートル」がピクセル数で言うと実際にはどの程度の距離なのか、最低限のことがわかっているかもしれませんし、わかっていないかもしれません。 Windows 95/98 では、ディスプレイドライバのなかには、それを使うと、以下のステップを取ることでそれを知ることができるものもあります。

  1. ディスプレイ設定を開きます。
  2. 「設定」タブを選択します。
  3. 下辺近くにある「高度設定」のボタンを選択します。
  4. 「フォント」タブを選択します。
  5. これでルーラーが見えるはずです。
  6. スクリーンに(物理的な)定規を当て、スクリーンのルーラーをクリック=アンド=ドラッグして、定規と一致するまでサイズ変更します。
  7. 「OK」をクリックします。

WindowsNT や MacOS の下では既にシステムが、具体的なあなたのモニタやその設定に合わせて、実世界の距離が決めているはずです。 実際の定規を使ってチェックすることはつねによい考えですが、ユーザエージェントはシステムの決定を利用するということが前提されます。


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